私は酒を飲まないので知らなかったのですが、「雪国」というスタンダードカクテルは広く親しまれているそうだ。その「雪国」を造り出したのが日本最高齢(92歳)の現役バーテンダーの井山計一氏である。この井山計一氏の半生を描いたドキュメンタリーである。
大正15年に山形県酒田市に生まれ、大正から昭和、平成をバーテンダー一筋に生き、妻は井山氏を支えるためにアルバイトに励み栄養失調になるほど働いた。その間子供達の養育は母にお願いした。子供たちは親と一緒に食事をしたことも亡く、人には水商売の子と言われ寂しかった記憶しか無いと言う。その妻も認知症気味になり、この映画の撮影中に亡くした。それをきっかけに家族との絆を取り戻していく姿も描かれている。現在も人の助けを得ないで、バーテンダーとしてBARを経営し、日常の生活も自分1人で行っている。
暗くなると眠る私であるが観ているうちに引き込まれ最後まで眠らないで鑑賞した。
スタッフ
監督 渡辺智史 撮影 佐藤広一 構成 黒沼雄太 編集 渡辺智史 音楽 後藤輝夫
キャスト 井山計一
ナレーション 小林薫
2019年01月17日
2019年01月16日(水) ポレポレ東中野にて 映画「YUKIGUNI」を鑑賞
posted by アンリ・シバ at 15:41| 近郊散歩
2019年01月12日
2019年01月11日(金) 個室処 稲田屋 はなれ 霞が関店 高校の関東地区同期会
毎年10月に催していた高校の同期会、昨年は諸事情で開くことが出来なかった。年が明けた1月11日に新年宴会をかねて開かれた。今年は男性は平均寿命の82歳になるので皆が元気な今年で同期会としての集まりは最終にしようと言うことになった。年を取ってくると、次の集まりの時皆元気で集まれるか心配しながら出席する。いつもの顔ぶれの人に会うと近況を話し合い、話に花が咲き楽しい一時を過ごすことが出来る。来年からは関東地区の同期会はないが、少人数での集まりは行われると思う。関東地区だけでなく、全体の同期会は2年ごとに学校の所在地で行われるのでそちらに参加することも出来る。同期会がすべて無くなったという訳ではないので寂しくなればそちらに参加すれば良いことである。
posted by アンリ・シバ at 19:19| 近郊散歩
2019年01月06日
2019年01月06日(日) 小田急百貨店新宿店 アール・ヌーヴォーの華、アルフォンス・ミュシャ展
小田急百貨店のアルフォンス・ミュシャ展の説明には次のように書かれているので転載する。
『アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末のヨーロッパにおいて流行した「アール・ヌーヴォー」の代表的な画家、デザイナーとして知られています。現在のチェコ共和国に生まれ、幼い頃から絵を描き続けたミュシャは、近隣の領主エゴン伯爵に才能を認められ、1887年、伯爵からの援助でパリに美術留学しました。しかし、1889年突如援助を打ち切られ、挿絵などを描いて生計を立てるようになります。
本展では、OGATAコレクションとOZAWAコレクションの中から代表作〈ジスモンダ〉をはじめ、ポスターや装飾パネル、本の挿絵、ポストカードに加え、アメリカ時代から祖国チェコに戻り、スラヴ独特の象徴的表現で制作した作品、デザイン集、雑誌、はがき、当時販売された商品のパッケージ等、珠玉のミュシャ作品400余点を展示いたします』
展覧会終了2日前であったのかどうか分からないが、結構人気でチケット売り場には長い列が出来ていた。デパートでの展覧会は無料招待券がばらまかれていて人集めをしているのが多いが、チケットを買ってまで見たいという人気であった。若い女性だけでなく中高年の男性がいて熱心に観察したり、写真を撮ったりしていた。
過去2回東京都美術館と国立新美術館で開催されたミュシャ展を観ているがその時は天井の高さが2階ぐらいなければ展示出来ない大きな作品が展示されていたが今回は小さな作品が中心であった。
『アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末のヨーロッパにおいて流行した「アール・ヌーヴォー」の代表的な画家、デザイナーとして知られています。現在のチェコ共和国に生まれ、幼い頃から絵を描き続けたミュシャは、近隣の領主エゴン伯爵に才能を認められ、1887年、伯爵からの援助でパリに美術留学しました。しかし、1889年突如援助を打ち切られ、挿絵などを描いて生計を立てるようになります。
本展では、OGATAコレクションとOZAWAコレクションの中から代表作〈ジスモンダ〉をはじめ、ポスターや装飾パネル、本の挿絵、ポストカードに加え、アメリカ時代から祖国チェコに戻り、スラヴ独特の象徴的表現で制作した作品、デザイン集、雑誌、はがき、当時販売された商品のパッケージ等、珠玉のミュシャ作品400余点を展示いたします』
展覧会終了2日前であったのかどうか分からないが、結構人気でチケット売り場には長い列が出来ていた。デパートでの展覧会は無料招待券がばらまかれていて人集めをしているのが多いが、チケットを買ってまで見たいという人気であった。若い女性だけでなく中高年の男性がいて熱心に観察したり、写真を撮ったりしていた。
過去2回東京都美術館と国立新美術館で開催されたミュシャ展を観ているがその時は天井の高さが2階ぐらいなければ展示出来ない大きな作品が展示されていたが今回は小さな作品が中心であった。
posted by アンリ・シバ at 19:19| 近郊散歩